2018年度 腫瘍細胞含有割合の評価フォトサーベイ実施のお知らせ(任意参加の調査)
●調査 回答期間:2018年12月25日(火)~2019年1月25日(金)
- 腫瘍細胞含有割合評価に関する調査への協力のお願い
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本邦におけるがんゲノム医療が、まもなく保険診療として本格稼働いたします。日本病理学会は、2018年1月に『がんゲノム医療における病理診断と病理組織検体取扱いの重要性に関する提言』を公表し、病理医の役割の一つとして、「生体試料を解析する際には、試料にがん細胞がどの程度含まれているかなど、病理医による確認が必要不可欠」であることが明記されました。これを受け、日本病理学会 精度管理委員会は、日本病理精度保証機構と協働し、各施設における腫瘍細胞含有割合評価の現状把握のための調査(フォトサーベイとアンケート調査)を実施することとなりました。本調査へのご参加は、任意となりますが、是非ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。なお本調査の集計結果は、2019年3月に実施予定の教育・研修会で報告させていただきます(施設名の公表はいたしません)。
本調査は,以下の手順に従ってお進めください.
STEP1
以下の「評価およびアンケート記入用紙はこちら(Excel)」から,記入用紙をダウンロードし,『基本情報』欄へご記入ください。
STEP2
スライド画像は下記URLよりID/パスワードを入力し,「2018後期フォトサーベイ」フォルダ,次いで「2、腫瘍含有割合評価の検討(任意参加の調査)」フォルダへ進んで頂き,以下の問1~問5のHE染色標本のバーチャルスライドが表示されていることをご確認ください。
URL:http://www.nanozoomer.jp/
ID・パスワードは参加施設へメールにてご案内いたしております。問題 ファイル名 症例 検体種 腫瘍細胞含有割合の評価対象エリア 問1 TC-1 大腸癌 手術 スライドグラス上の組織全体で評価 問2 TC-2 膵癌 EUS-FNA スライドグラス上の組織全体で評価 問3 TC-3 膵癌 生検 スライドグラス上の組織全体で評価 問4 TC-4 大腸癌 手術 スライドグラス上の組織全体で評価 問5 TC-5 大腸癌の腹膜播種 手術 下写真の3片の組織の赤線サークル内
をひとまとめにして評価
STEP3
『腫瘍細胞含有割合評価』欄へ,評価結果(%)をエクセルに入力してください(プルダウンメニューから選択してください).
※腫瘍細胞含有割合評価の際の注意点
腫瘍細胞含有割合評価は,「全有核細胞数に占める腫瘍細胞数」としてご評価ください.
(組織全体における腫瘍占有面積ではありませんのでご注意ください)
STEP4
『アンケート』欄へご回答ください.
回答用紙への記入の後、2019年1月25日(金)までに日本病理精度保証機構事務局(info@jpqas.jp)までメール添付にてご返信ください。